高校物理独学の軌跡
力学
そんなに大変じゃなかった。イメージしやすいし公式もシンプルで分かりやすい。小物体が飛び去る条件みたいなのはちょっと理解に時間がかかったけど、他は割とサクサク終わったと思う。
熱力学
力学よりやりにくかった。気体のした仕事がどうたらとかあの辺は一回じゃ頭に入らなくて何度も読み返した。
波動
このあたりからイメージがしづらくなってくる。光学には特に苦しめられた記憶がある。波長の半分とか1/4とか、頭がこんがらがってくる。きちんと頭を整理しておけばなんということはないけど、抜けるとごっちゃごちゃになる。
電磁気
一番苦労した。電圧という概念すらなかなか理解できなかった。後半は自己インダクタンスやらインピーダンスやら誘導起電力やらローレンツ力やら、新しい概念が盛りだくさん。電磁気を独学はかなりしんどいと思う。実際しんどかった。
原子
やりたかったけどほとんど手を付けられなかった。
これから
某国立大学の後期日程の試験の結果があと1週間ほどで発表になります。
落ちていたら、すでに抑えている私大に進学します(そしておそらくそうなる)。
現在は、まだほぼ未習といってよい生物と日本史を大慌てで勉強しています。3月中に一通りは抑えたいと思っているのですがちょっと厳しいかなあ。
そのあとは、結構いろいろやりたいことがあります。もともと相対性理論に興味があったのでその勉強もしたいですし、そのためには数学でもいくつか必要になってくる分野(行列など)があります。
あとは経済学なんかもちょっとやってみたい。本屋でハバートとスティグリッツの教科書を少し読んだのですが、読みやすいししかも具体的な事例が豊富で、とても面白そうだなと思ったのです(日本の経済学の教科書とはずいぶん違うなと感じました)。
あとは英語ですね。アメリカの大学院に少し興味を持っているので、今のうちから少しづつ力をつけておきたいです。トフルなども受ける予定なので、その結果も載せていくつもりです。
いやあ、春から大学生になれるのが嬉しくてたまらない。
縄文時代とそれ以前
人類は700万年前に誕生したという書き出しで、山川の教科書は始まっています。
僕らの祖先は遥か彼方アフリカの地から、この極東の島国へとゆっくりゆっくり歩いてきたのだなあと思うと感慨深いものがありますね。
1万年ほど前に最後の氷期が終わり、海面が上昇したことで今の日本列島が形成されます。縄文海進というやつですね。地理でやった記憶があります。
ちょうどこのころを境に、旧石器時代と新石器時代にわかれるようです。
アフリカで生まれた人類が日本列島へ来たのはいつ頃だったのかというのは気になるところです。手元の本によると、「日本列島の最古の文化は縄文文化(新石器時代)であり、それ以前の旧石器時代には、日本列島には人類は住んでいなかった」というのが戦前までの通説だったらしい。
それを覆す発見をしたのが、相沢忠洋さん(1926-1989)ですね。こうして歴史は塗り替えられてゆき、そしてまた、彼のように塗り替えた者の名も歴史に刻まれる。さぞかし驚きと興奮に満ちた発見だったのでしょうね。教科書の淡々とした記述では、あまりその感動が伝わってこないのですが(笑)
さて、この縄文海進(というより地球温暖化)ですが、当時の日本列島とそこに居住する生き物に与えた影響はやはり大きかったようです。
海面が上昇するまでは、尖った石器を棒の先端に付けた石槍が作られていましたが、上昇してからは、弓矢が多く作られるようになりました。これはなぜか?
「以前は大型のナウマンゾウやオオツノジカを狩っていたが、大陸と陸続きになったことによりすばしこいイノシシやニホンシカが渡ってきたからだ」と、教科書には書かれています。これは面白いなあと思いました。やっぱりどんなことにも理由があるんですね。ただ事実を並べていくだけでば、歴史と呼ぶには不十分だと思います。そこに至る理由とか、その裏にある時代背景がわかってこそ、歴史の面白さが感じられます。
高校日本史独学の軌跡
タイトル通り、高校の日本史Bの独学の軌跡です。
何かの試験を受けるわけではないので、固有名詞を反復練習してひたすら覚えていくというつまらないやり方はとっていません。
主に使っている教材は
・山川の教科書
・山川の用語集
・詳説日本史研究
・資料集
ですが、漢和辞典なども適宜参照しています。
気づいたこと、疑問に思うこと、考えたことなどをその都度書き留めていきたいと思っています。詳しい方はいろいろ教えてくださると嬉しいです。