EU、中国批判の声明発せられず

ここに投稿するのも久しぶりですね。

 

ニュースを見ていたら気になる記事が。

www.sankei.com

 

EUが中国が自国民の人権を侵していることに対して批判の声明を出そうとしたところ、ギリシャが反対して頓挫してしまった、というものです。

 

ギリシャは「批判したところで状況が改善するわけではない」と言っているようですが、これは詭弁です。ギリシャの言い分は、事実に背くわけではないでしょうが、沈黙は中国の体制の容認につながってしまうと思います。人権蹂躙を批判する声は、常に存在しなくてはいけないものでしょう。

 

上の産経の記事では、「ロイターによれば、声明にはEU全28加盟国の賛成が必要で、EUが人権理事会で対中批判の声明のとりまとめに失敗したのは初めて」とのこと。ギリシャとしては、今後一帯一路計画で深く関わるであろう中国に対して、関係を悪化させるようなことは避けたかったというところでしょうかね。

 

それではまた。